2012.09.04
二百十六、弓折れ矢尽く-57
お風呂に入るようになったからなのか
今まで眠れないほど痛かった背中が
今度は痒くて仕方がない。
まだ胸の傷が痛いため、
腕を背中に回すことは出来なくて、
物を使って背中を掻いていた。
その結果、皮がめくれてしまい
皮膚科で処方された軟膏剤を塗るようになってしまった。
でも、その背中の痒みだけで
院内だったら一人で歩くことも許され
エコーの検査でも心臓のまわりに水が溜まってないことも
わかったので、飲んでいた薬を止めることができた。
やたらと光が眩しかったり舌が切れたり
今までにない体の変化を感じたりもしたけど
何回も検査をしていろんな科と携わり
すべてに許可をもらって
退院することが決まった。
(v^ー°)




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2012.09.04
二百十五、弓折れ矢尽く-56
2012.09.03
二百十四、弓折れ矢尽く-55
2012.09.03
二百十三、弓折れ矢尽く-54
2012.09.02
二百十二、弓折れ矢尽く-53
1本目のドレーンがはずされて数日
私の身体に残された管は
ドレーンが2本、尿管、
ペースメーカーをするかもしれないための線が
埋め込まれていた。
前よりも軽くなったし
ほんの少し体力も回復してきているよう
歩きまわれるほどではないけれど
ベッドの上でゲームしたり本を読んだりは
出来るようになった。
食事もお粥から普通のご飯になって
順調だった。
だけど、普通のご飯になってから
今までなんともなかったのに
トイレに行きたくなった。
それは小ではなく大。
Σ(●゚д゚●)
看護師さんは簡易トイレを設置すると言っていたけど、
隣には高校生の女の子がいる
しかも食事中だったりしたら可哀想だし
いくら隠していても私も恥ずかしい。
だから尿管だけははずしてもらうよう懇願した。



